中国演奏旅行を終えて
                                        トップテナー 織山幸雄
              北京放送での演奏を終えた後の歓迎宴での折山さんと悦子夫人  
 
 今夏フランス旅行から帰ってから体調を崩し、中国演奏旅行には行けるかどうか全く不安だった。また夫婦ともアジアに興味がなかったし、テロ事件もあった反面、トップテナーの人数が少ないということを聞くにつれ、ますます悩んでしまったことは事実だ。しかし、結果的には中国を少しでも理解することができ、参加してよかったと思う。

 なんといっても心配していた演奏がよかったようで、聴衆の若者たちにも楽しんでもらうことができ、中国語も通じたことはとても嬉しかったし、特にトップテナー5人がガナらずきれいに歌うことができたことはなによりよかったと思う。欲を言えば、「秋の歌」や「中国でよく歌われている日本の歌」があればなおよかった。
 それにしても北京・上海ともあんな大都市で発展しているとは思わなかった。その中でも特にラストエンペラーの「故宮博物院」、世界遺産の「万里の長城」、中国の力を誇る「上海博物館」は本当に感激したし、夢中でビデオを撮りまくった。したがって私の印象その他についてはビデオを見ていただければわかると思いますので、長文はやめて感想だけにとどめたいと思います。

 中国は初めてということもあり、挿入する音楽には苦労しましたし、映像も入れたい箇所がもっと多くあったのですが、1本にまとめたいということもあり、何とか作成いたしましたので、是非全員の方に見ていただければ幸いです。今回のビデオ編集に当たって、石井秀之さんと依田安弘さんにとても素敵な写真をたくさん提供していただきました。心からお礼を申し上げます。きっと永久保存盤になるでしょう。

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